MQTTを体験するために、機材を用いないでWindows10のPC1台で実験してみた。
MQTTの電文データも見てみると非常的に興味のある内容であったが、それは機会あるときに投稿するとして、今回はMosquittoを実験台として使用した。
MQTT(Message Queuing Telemetry Transport)とは、通信速度、通信量を重視しないケースにおいてTCP/IP通信を実現する軽量なプロトコルである。
MQTTはBrokerというデータをIoT機器から受信配布する機能があるモデルを使用しているのが特徴であり、UserはそのBrokerにデータを取りに行く(or もらう) ことになる。 DeviceであるIoT機器側はPublish(発行/送信)という形で情報を提供しPC(購読/受信)という方式となる。
ここで使用されるデータにはトピックという識別子に紐づいている。
MQTTプロトコルを実験するために必要な要素として重要な位置づけを占めるもの(?)はBrokerである。 自宅環境でテストするのであれば、PCに入れればよいし、Internet上にあるフリーのBrokerを利用することも可能である。 Mosquittoというのは今回使用したBrokerソフトである。
https://mosquitto.org/download/
私のWindows10は64bit Buildなのでそれに合わせた。
mosquitto-1.6.9-install-windows-x64.exe
をダウンロードし実行した。また、これを実行するためにはOpenSSLが必要なので、これもインストールする。
http://slproweb.com/products/Win32OpenSSL.html
いくつが選択があるが、私は「Win64 OpenSSL v1.1.1g」を選択した。
(アンチウィルスソフトが警告が出ていたが)