HATについているGPSについて

このLoRa WAN GatewayにはGPSが搭載されている。このホームページでGPSについてを記載しておく。

日本での主な入手元の一つであるRSコンポーネンツでの仕様は、結構さみしい。
ほとんどがLoRa WANのテスト用で使っているためと思われる。
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https://jp.rs-online.com/web/p/products/1875121
とくにデータシートはなく、記載として下記の通り
DGPS 、 SBA をサポート( WAAS/EGNOS / MSAS / GAGAN )
内部パッチアンテナと外部アクティブアンテナの GPS 自動切り替え
PPS 対NMEA は、タイムサービスで使用できます
SDK コマンドをサポートします
内蔵LNAによって感度を最適化
EASY™は外部メモリを使わない先進のAGPS技術
AlwaysLocate™は周期モードのインテリジェントコントローラ
GPS FLP モードでは、通常モードの消費電力が約 50 % です
短絡保護及びアンテナ検出をサポート
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ただ、もう少し見てみると、
GPSモジュールの写真を見ると、

ここでQUECELのWebで確認して特徴的な項目を挙げると。
https://www.quectel.com/UploadFile/Product/Quectel_L89_GNSS_Specification_V1.1.pdf
*L1信号だけでなくL5信号も受信!
昨年のGPSロボットカーではL1/L2の二周波受信を行った。これはL2はないものの、最近の日本の衛星である”みちびき”には対応。 ここ10年くらいの設計。
ただ、L2がないのは残念だが、この価格では仕方ない。
*RTCMには未対応らしく、RTKという単語も見当たらない。 これはちょっとマイナスポイント。 RTCMを利用して1-2cm位置測定という目的には使えない。みちびき信号で頑張るか。
*データ更新周期1秒。 (0.1秒は開発中)
歩行や通常のトラッキングには何も問題ないのだが、GPSロボットカーに使うにしてはちょっと役不足か。。。

参考になれば。

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