ここで使用しているGPSモジュールはubloxのNEO-M8Nである。
データシートを見ると、「NMEA 0183, version 4.0 (V2.3 or V4.1 configurable)」と記載がある。NMEAの電文を利用するだけで、緯度、経度、進行方向、対地速度などは利用できる。ただし、ある程度の移動速度が出ていないと進行方向が出てこないので、自車の方位は地磁気コンパスなどを用いるほうがよいであろう。
地磁気コンパスについても、そのうち記載できれば良いと思っている。
詳細は「NMEA 0183 フォーマット」として検索していただければよい。
参考までに、持っているNEO-M8Nのファームウェアのバージョンは2.01であった。u-bloxのホームページには3.01のファームウェアも公開されており、アップデートすることは可能である。ただ、やみくもにアップグレードするのも注意する必要がある。3.01では機能アップもされていることながら、生データが出力しなくなっている。ファームウェアのイメージがあれば、2.01、3.01を行ったり来たりできるので大丈夫である。