スピードコントローラの役割

スピードコントローラ(ESC: Electronic Speed Control)の主な役割は受信機から来た信号に合わせてバッテリの電気をモータに送ることである。

モーターの回転数を調整するためには電圧の上下をするわけではなく、パルスのONとOFFの比率を使って速度を制御している。ONの時間が長ければ速度は速くなり、OFFの時間が長ければ速度は遅くなる。このONとOFFの比率は受信機からくる信号にあわせて制御される。(この信号も同様にパルスである。)

スピードコントローラを見てみると、太い線が4本、赤黒がついになったケーブルが2セットと黒赤白のセットになったケーブルが1本出ている。それぞれの接続先は以下の通りである。
・太い赤栗:バッテリ
・太い黄青:モータ
・赤白:電源スイッチ
・赤白:受信機(受信機を動作させるための電源線)
・黒赤白:受信機からの制御線

このスピードコントローラは注意が必要である。大体以下を気にしていればよいかと思われるが、データシート(取扱説明書)は購入前に読めるようになっているケースが多いので確認しておくことが大事である。
・受信機との組み合わせ
コネクタが刺さる形状であってもピンの内容が違うこともある。
・スピードコントローラとモータの組み合わせ
これを間違えてしまうとモータやスピードコントローラを焼損してしまう可能性がある。 (そもそも動作しない時もある)
・スピードコントローラの設定
購入後の話だが、スピードコントローラ自体には設定が必要である。(結構マニアックな設定方法だが、、)